卒論の印刷って両面でも良い?
卒業論文の印刷方法については、大学や指導教員からの明確な指示があれば、それに従うのが一番良いでしょう。しかし、特に指定がない場合は、両面印刷と片面印刷のどちらを選択してもかまいません。
まず両面印刷のメリットとしては、用紙の節約につながることが挙げられます。卒論は多くのページ数になることが多いので、両面印刷を選べば半分の用紙で済み、コストを抑えられます。また、ページをめくる手間が減り、見た目もスマートになるでしょう。環境に配慮した選択とも言えます。
一方で、片面印刷のメリットは、ページをめくる際の書き込みがしやすいことです。重要なポイントにアンダーラインを引いたり、メモを付けたりと、後からも加筆がスムーズにできます。また、製本時のミスプリントや汚れの心配もありません。
印刷の体裁に極端な差はないため、実際のところ両面か片面かは、個人の好みや感覚で決めて問題ありません。ただし、両面印刷の場合は印刷設定でうまく割り付けられるよう注意が必要です。また、審査用と最終版用で違う設定にする場合もあり得ます。
製本方法によっては、両面と片面で印刷ミスのリスクが変わってくるでしょう。最終的に、無駄のない、スマートでスタイリッシュな論文を作りたいのであれば両面印刷を選ぶのが良いかもしれません。
もし不安な点があれば、指導教員や論文指導を受けている方に確認するのが賢明でしょう。大切な卒論は、完成した時に誇らしい一冊になるよう心を込めて印刷しましょう。一面一面に、これまでの努力が詰まっているはずです。