卒業論文のテーマって、いったいどのように決めたら良いのでしょうか?
テーマが決まらない、そんな大学生向けの記事になります。
卒論のテーマは、所属するゼミの方針やジャンルにあわせることになります。
例えばあなたが観光経済学に関するゼミに所属していたとします。
それなら必然的に、ゼミのテーマがそのまま卒論のテーマになります。
例えば「訪日観光客の消費におけるミクロ経済的分析」といった形ですね。
テーマは、広すぎても狭すぎてもいけません。
「観光について」では広すぎですし、上記のテーマが狭すぎるという意見もあるでしょう。
卒論は大体2万字ですから、この2万字の範囲に収まる程度の「狭さ」にする必要があります。
狭すぎる場合は違うジャンルのテーマをサブトピックとして追加すればいいので、比較的楽です。
しかし、広すぎる場合は、どうやって落とし込むかが大変です。
ですから、まずは卒論を作る際に、テーマは絞り気味で行くと良いです。
絞ったうえで、他のことに興味が出てきたら、追加していくという形です。
また、掛け算を増やすという方法もあります。
今回のテーマでは「訪日観光客」と「経済」でしたが、ここに「ゲーム」を加えるのもありでしょう。
日本のゲーム業界が、訪日観光客をターゲットにする産業の分析、というわけです。
こうして掛け算を増やしていけばいくほど、テーマが増えていきます。
しかしテーマが増えすぎてもいけませんから、基本的には3つ程度にとどめておきます。
このように卒論のテーマが決まらない場合は、自分のゼミや「掛け算」を意識しましょう。
卒論のテーマはどんなものでもいいのです。気軽に考えて、いろいろと検討することをおすすめします。