タイトル:「卒論にNGってあるの?」
■データや引用の改ざん・盗用
これは最重要NGです。データの改ざんや、他の文献からの盗用は重大な研究不正となります。剽窃が発覚すれば卒論そのものが無効になる可能性があり、場合によっては処分の対象にもなりかねません。
■常識を逸した主張や攻撃的な表現
中立的な学術的視点から外れ、極端な主張や攻撃的な表現を用いることはNGです。不当な差別的発言なども許されません。建設的で客観的な記述が求められます。
■体裁や形式のルール違反
大学や学部から指定された書式ルール、分量、提出期限などを守ることは必須です。ルール無視は減点やリジェクトの理由になりかねません。
■推敲の甘さ、間違い、誤字脱字の多発
卒論は完成度が問われます。十分な推敲を怠ると、間違いや誤字脱字が目立ち、内容の深さが損なわれてしまいます。丁寧な仕上がりが重要です。
■自分の主張のない記述の羅列
参考文献や引用を並べただけで、自分の意見や考察がないのはNGです。独自の視点や新しい発見があることが求められています。
■倫理的な問題のある研究手法
人体実験など、受け入れがたい倫理的問題を含む研究は避けるべきです。指導教員から事前に確認が必要です。
このように、学術論文としての価値を損なうような点にはくれぐれも注意が必要です。ただし、細かいルールばかりにとらわれすぎず、説得力のある論理展開と分かりやすい記述を心がけることが何より大切です。指導教員のアドバイスに従いつつ、着実に卒論を仕上げていきましょう。