タイトル:「卒論、本論文の構成ってどうしたらいい?」
卒業論文の本論文は、研究の核心部分です。読者に自分の研究内容を明確に伝え、説得力のある論理展開を示す必要があります。そのため、本論文の構成は慎重に組み立てる必要があります。
一般的な本論文の構成は以下の通りです。
序論
研究の背景や目的、重要性について簡潔に説明
先行研究レビュー
これまでの関連する研究を包括的にレビューし、自身の研究と先行研究の位置付けを明確化
研究方法
研究手法や使用したデータ、分析手順などを詳細に記述
結果
得られた研究結果を図表を使いながら明示
考察
結果の解釈と、先行研究との比較検討
自身の研究の意義や限界、今後の課題について論じる
結論
研究の全体的なまとめと結論を簡潔に述べる
この構成を基本とした上で、研究分野によって多少の違いはあり得ます。理系と文系でも異なる点があるかもしれません。本論文の流れが無理なく自然に読めるよう、構成を工夫することが大切です。
各章の分量配分も重要です。単に結果の記述が長くなるだけでは不十分です。先行研究レビューと考察を十分に行い、自身の研究の位置付けと意義を明確に示す必要があります。
また、図表やデータを上手く活用し、わかりやすい論理展開を心がけましょう。本論文は卒論の核心なので、しっかりと時間をかけて推敲する必要があります。
構成に自信がなければ、指導教員や先輩の意見を参考にするのがよいでしょう。明確な構成と論理的な流れができた上で、卒論の完成度が大きく高まります。
